配送ルートの組み方で差がつく!軽貨物の効率アップ術

軽貨物ドライバー

軽貨物ドライバーとして働く上で、「どれだけ多くの荷物を運べるか」「どれだけ早く終わらせられるか」は、まさに収入に直結する重要な要素です。

そして、その成否を分ける最大のカギが「配送ルートの組み方」。
ルートの組み方ひとつで、同じ件数の配達でも1〜2時間の差が出ることも珍しくありません。

特に横浜・川崎・都内のように、交通量や道の複雑さがある都市部では、効率の良いルート設計ができるかどうかが“稼げるかどうか”を大きく左右します。

この記事では、軽貨物初心者の方から、中堅ドライバーの方まで役立つ「ルート組みの基礎知識と実践テクニック」、そして「効率的に配達して収入を上げるための具体策」を分かりやすくご紹介します。


なぜルートが重要なのか?

軽貨物業界では、「1件あたり〇〇円」という単価制が基本のため、配達件数を増やすことが直接的な収入アップに直結します。

たとえば、1件200円の配達で…

  • 100件配達 → 20,000円/日
  • 120件配達 → 24,000円/日
  • 月25日稼働なら、10万円以上の差に!

そのため、ルートを最適化してムダを減らし、より多くの件数をこなせるドライバーほど、高収入を実現しやすいのです。


ルートが非効率だとどうなるか?

ルートの組み方が悪いと、以下のような無駄が発生し、収入にも影響を与えます。

  • 同じ道を行ったり来たりして時間をロス
  • 渋滞にはまり、スケジュールが崩れる
  • 配達時間帯を外し、不在による再配達が発生
  • 燃費が悪くなり、ガソリン代がかさむ
  • ストレスが溜まり、集中力低下やミスに繋がる

つまり、ルートの最適化は“お金と時間と体力”の節約につながるのです。


ルートを組む前に確認すべきポイント

効率的なルートを作るためには、事前の情報収集が重要です。以下のような点に注意しましょう。

  1. 配達エリアの地図をざっくり把握(Googleマップ等)
  2. 配達時間の指定があるか確認(午前中/18時以降など)
  3. 高層マンション・一軒家・オフィスなど建物の種類
  4. 駐車のしやすさ、荷下ろしの動線
  5. 渋滞が発生しやすい道・時間帯

こうした情報を頭に入れておくだけでも、実際のルート作成時に迷いが少なくなります。


効率の良いルート作成の基本テクニック

1. 外側から内側へ(外周ルート法)

エリアの外周から内側に向かって進むことで、「戻り道」が減り、無駄な往復を防げます。
住宅街や団地エリアなど、区画がはっきりしている場所では特に有効です。

2. 時間指定優先でブロック分け

午前指定・夕方指定の荷物を先に確認し、それを基準に時間帯ごとのブロック分けを行うと、再配達のリスクを減らせます。

3. 配達件数が集中しているエリアを先に処理

マンションなどで10件以上の荷物が集中しているエリアは、1回の駐車で多くの件数を処理できる“稼ぎポイント”。
優先的にルートの前半に組み込みましょう。

4. 通勤時間帯・通学時間帯を避ける

主要道路や駅前は、朝夕の混雑時間帯に大きく時間をロスする原因に。
あらかじめ混雑回避ルートを想定しておくのもポイントです。


ITツールを活用してルート効率を爆上げ!

今は便利なアプリやツールが数多く登場しており、ルート作成の手間を大幅に削減できます。

おすすめのルート作成ツール

  • Googleマップ:基本だが最強。複数地点の入力で自動ナビ作成可能
  • Route4Me:最適ルートをAIが自動生成(日本語対応あり)
  • MapFan・NAVITIME:業務向けルート案内機能が充実
  • 配送業者向けアプリ:Amazon Flexや出前館など、専用アプリにナビ機能あり

こうしたツールを活用することで、ルートの可視化・時短・件数アップにつながります。


先輩ドライバーに聞いた“効率アップ術”

【川崎市・30代ドライバー】

「朝イチにマンション集中エリアを処理して、午前中で件数の半分以上を片付けます。午後は再配達や単発の戸建てをゆっくり回る流れ。これで1日100件以上を無理なくこなせてます。」


【東京都内・40代ドライバー】

「Googleマップ+メモアプリで毎朝ルートを組んでます。場所によっては“裏道”を使ったり、最短より“安全で止めやすい道”を選ぶのも重要。結果的に時間も体力も節約できてる気がします。」


横浜・川崎・都内は“ルート構築しやすいエリア”

都市部ならではの課題(渋滞、駐車スペースの少なさ)もありますが、横浜・川崎・都内エリアは以下の点でルート構築しやすいとも言えます。

  • 配達先が密集していて、1件あたりの移動距離が短い
  • マンション・団地エリアが多く、まとめ配達が可能
  • ナビや地図情報が充実しており、道を覚えやすい
  • 高速道路・バイパスも使いやすく、時短ルートが豊富

慣れてくると「この時間ならこのルートがベスト」といった“土地勘”も身につき、ますます効率が上がります。


配送効率を上げれば、収入も、余裕も増える

「早く終わる=件数を増やせる」「早く終わる=早く帰れる」
どちらの方向にも活用できるのが、ルート効率化の魅力です。

  • 稼ぎたい人:配達件数を1日100件→120件にUP=収入増
  • プライベート重視の人:同じ件数を1時間早く終えて自由時間UP

効率よく働くことで、体力的な負担も減り、集中力や安全運転にもつながるという好循環が生まれます。


最後に:効率化=プロドライバーへの第一歩

軽貨物ドライバーは、“運ぶだけ”では終わりません。
時間管理、ルート設計、トラブル対応、顧客対応――全てが自分次第。
その中でも「ルート作成」は、**最も分かりやすく“差がつくポイント”**です。

最初は地図を見るのも大変かもしれませんが、続けるうちに「効率よく動ける自分」に変わっていきます。

その積み重ねが、収入につながり、自由な時間につながり、
最終的には“仕事の楽しさ”にもつながっていくのです。

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