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釣りを長年楽しんでいる方ほど、いつのまにか釣具が増えてしまい、「古い釣り竿を処分したい」「壊れたリールを捨てたい」「クーラーボックスが劣化して使えなくなった」など、処分に困る場面が出てきます。しかし実際のところ、釣具は素材が複雑でサイズも大きなものが多いため、「どのゴミに出せばいいのか？」と悩む方が非常に多いアイテムです。
特に大阪市では、釣竿・タモ網・クーラーボックス・釣り椅子などはサイズや素材によってルールが異なるため、捨て方を間違えると回収されない可能性もあります。
この記事では、大阪で釣具を安全かつ確実に捨てる方法を、できるだけ負担が少ない順にわかりやすく解説します。釣竿やクーラーボックスだけでなく、釣り道具一式をまとめて片付けたい方にも役立つ内容となっています。
■大阪で釣具を捨てる方法は主に4つ
釣具は種類が多く、素材も多様なため、処分方法がアイテムごとに異なります。大阪で一般的な捨て方は次の4つです。
- 自治体の粗大ごみに出す
- 可燃・不燃ごみに分別して捨てる（小型のみ）
- リサイクルショップに買取してもらう
- 不用品回収業者にまとめて依頼する（大量も可）
まずはそれぞれの特徴を見ていきましょう。
■①釣竿・クーラーボックスなど大型は粗大ごみ扱い
大阪市では以下の釣具が粗大ごみとして扱われます。
【粗大ごみになる釣具の例】
・釣竿（ロッド）
・投げ竿・磯竿・ルアーロッド
・タモ網（大きいタイプ）
・クーラーボックス
・釣り椅子
・ロッドケース
・大型のルアーボックス・タックルバッグ
・折りたたみバッカン
【粗大ごみ料金の目安】
・釣竿：200〜300円
・クーラーボックス：200〜400円
・タモ網：200円前後
・椅子：200〜300円
費用は安くすみますが、以下の注意点があります。
● 自宅から外の指定場所まで運ばないといけない
● 長物の釣竿は持ち運びが大変
● クーラーボックスは重くてかさばる
● 申込みから収集日まで1〜3週間待ち
● 劣化や汚れが酷いと事前に清掃が必要
釣竿は1.8〜4mの長さがあるため、エレベーターや階段で搬出が困難なケースも多く、自力での処分が難しいアイテムの一つです。
■②可燃・不燃ごみに出せる小型釣具もある
釣具の中には一般ごみとして処分できるものもあります。ただし、サイズと素材が基準となります。
【可燃ごみに出せるもの】
・劣化した小型ワーム
・布製の釣り袋
・小型の浮き
・古いライン（糸）
・スポンジ類
【不燃ごみに出せるもの】
・針（紙に包む）
・おもり
・小型ルアー
・金属パーツ
・プラ製ルアーボックス
ただし、以下の点にも注意が必要です。
● 錆びた針は袋を二重にする必要がある
● ルアーは30cmを超えると粗大ごみ扱い
● タモ網の枠部分はサイズによっては粗大ごみ
● クーラーボックスはほぼ粗大ごみ扱い
釣具は細かい仕分けが必要なため、自治体回収だけで大量の釣具を捨てる場合はかなり手間がかかります。
■③リサイクルショップに売れる釣具・売れない釣具
釣具は、中古市場が存在するため売れる可能性がありますが、状態に大きく左右されます。
【売れやすい釣具】
・シマノ
・ダイワ
・アブガルシア
・がまかつ
・高価なロッド・リール
・数年以内の人気モデル
・美品・メンテ済みの品
【売れにくい釣具】
・折れた釣竿
・曲がったロッド
・サビがひどいリール
・古いクーラーボックス
・壊れたタモ網
・無名メーカー品
さらに、売却には以下のデメリットもあります。
● 車で持ち運ぶ必要がある
● 長竿は運搬しにくい
● 査定に時間がかかる
● 売れなかった場合、持ち帰ることになる
「売れる可能性はあるが確実ではない」という点を理解した上で利用する必要があります。
■④不用品回収業者に依頼（釣具一式の大量処分にも最適）
釣竿・クーラーボックス・タックルケースなど、釣具を まとめて処分したい方に最も人気 の方法が不用品回収業者への依頼です。
【業者利用のメリット】
・釣竿は長いままでOK（解体不要）
・クーラーボックスもそのまま回収
・ロッドケース・タモ網・椅子も一式OK
・大量の釣具にも対応
・部屋から運び出してくれる
・マンション、階段物件でも安心
・即日対応可能
・汚れ・サビ・劣化があっても問題なし
・釣具以外の不用品もまとめて処分できる
釣竿は長さがあるため、マンションの玄関・階段での搬出が難しいケースがありますが、プロならスムーズに対応できます。
料金目安：
・釣竿数本：2,000〜4,000円
・クーラーボックス：1,500〜3,000円
・釣具一式（5〜10点）：5,000〜12,000円
・軽トラ積み放題：15,000〜25,000円
「とにかく一気に片付けたい」「分別が面倒」「重いものを運べない」という方に最適です。
■釣具を放置すると起きるトラブル
釣具を倉庫や物置で放置してしまうと、以下のような問題が起きることがあります。
● ロッドが湿気で変形・カビ発生
● リール内部が錆びついて動かない
● クーラーボックスのパッキンが劣化
● 針やフックのサビで危険
● ゴム製品のベタつき
● 収納スペースの圧迫
特に釣竿はカーボン素材が湿気に弱く、放置すると内部が劣化して折れやすくなります。
「もう使わない」と感じた時点で早めに整理することが大切です。
■釣具と一緒に処分しやすいアイテム一覧
釣具整理のタイミングでは、意外と他にも不要品が出てきます。不用品回収業者に依頼すれば、次のようなアイテムもまとめて処分できます。
・古いロッドスタンド
・ライフジャケット
・バケツ
・折り畳みイス
・ウェーダー
・フィッシングベスト
・魚用バッカン
・氷用バッグ
・タックル収納棚
・ボロボロの釣りバッグ
・アウトドア用品
・キャンプ道具
自治体では分別がとても大変ですが、業者ならそのまま一点ずつ持ち出してくれます。
■こんな方は業者利用が最適
・長い釣竿を玄関から出せない
・クーラーボックスが重くて運べない
・釣具が散らかっていてどこから片付けていいかわからない
・倉庫の整理と同時に一気に捨てたい
・車がなくて運搬できない
・忙しくて粗大ごみの予約を待てない
・湿気で汚れた釣具を触るのが嫌
釣具は重量もあり危険なものも多いため、無理に自分で作業を進めるより、安全に依頼できる業者の利用が安心です。
■釣具を捨てる前に確認しておきたいポイント
釣具は種類が多く、捨てる前に確認しておかないと処分がスムーズに進まないケースがあります。間違って可燃ごみに出したり、針をむき出しにしたまま捨ててしまうと回収不可やケガの原因にもなります。以下のポイントを事前にチェックすることで、安全かつ確実に処分できるようになります。
1. ロッド（釣竿）の素材・長さを確認する
釣竿はカーボン・グラスファイバー・金属・コルクなど複数素材でできています。大阪市では30cm以上の長物は粗大ごみ扱いになるため、原則として釣竿はほぼすべて粗大ごみです。分解しようとして折れると危険なため、無理に切断する必要はありません。
2. 針（フック）の取り扱いに注意する
釣り針は非常に鋭いため、捨て方には注意が必要です。自治体では、「紙に包む」「厚紙で覆う」「ケースに入れる」などの工夫が求められる場合があります。むき出しの針を袋に入れると、収集作業員をケガさせてしまう可能性があります。
3. クーラーボックスの状態を確認する
クーラーボックスは汚れが多いアイテムのひとつです。魚の臭いや血、内部のカビやパッキンの劣化がある場合、粗大ごみに出す前に簡単に中を洗っておくとスムーズです。ただし、劣化が激しい場合は不用品回収業者にそのまま依頼したほうが早いです。
4. 釣り用バッグ・タックルケースの中身チェック
ルアー、針、糸、鉛などがバラバラに入っているケースは、そのまま捨てると中身が散乱して危険です。最低限、中身がないか、危険物が残っていないかだけ確認しましょう。
5. 潮・汚れ・臭いが強い釣具は自治体で断られることもある
海釣り用の道具は、潮が固着して白くなっていたり、臭いが強かったり、サビが広がっていることが非常に多いです。自治体によっては衛生状態を理由に収集を断られるケースもあるため、状態が悪いものほど業者依頼のほうが安全です。
■釣具を最も安く処分する方法は？
「とにかく安く捨てたい」という方のために、釣具を最も安く処分する方法をケース別に整理します。
【ケース1：釣竿やクーラーボックスを1〜2点だけ捨てたい】
→ 自治体の粗大ごみが最安
釣竿やクーラーボックスは1点200〜400円ほどで処分できます。運搬が苦にならず、予約が取れる場合はコスト面では最も安い方法です。
【ケース2：ルアーなどの小物を多く捨てたい】
→ 可燃・不燃ごみで無料
ワーム・古いライン・小型ルアーなどは一般ごみで捨てられますが、針は必ず厚紙やケースに入れることが必須です。
【ケース3：美品のロッド・リールを売りたい】
→ リサイクルショップ・フリマアプリへ
釣具は中古需要があるため、状態が良ければ比較的高く売れます。
特にシマノ・ダイワ・アブガルシアは人気が高く、キズが少なければ買取価格が期待できます。
【ケース4：大量の釣具を一気に整理したい】
→ 不用品回収業者が結果的にコスパが良い
釣具は一点あたりは軽くても、数が増えると袋に入りきらず、粗大ごみの出し方が複雑になります。また、クーラーボックスは重く、釣竿は長くて運搬しづらいため、大量にある場合はまとめて業者に依頼したほうが合理的です。
特に「倉庫の中身を丸ごと片付けたい」「釣りをやめるので道具を全処分したい」という場合は、積み放題プランのほうが総額が安くなることも珍しくありません。
■マンション・集合住宅で釣具を捨てるときの注意点
大阪市内ではマンション住まいの方が非常に多く、釣具の処分では以下のような問題が発生しやすくなります。
● 釣竿がエレベーターに入らない
● クーラーボックスが重すぎて階段で運べない
● タモ網の枠が扉や壁に当たって傷つける
● 釣具一式を外に運ぶだけで大仕事
● 針やルアーがこぼれると危険
特に釣竿は長さがあるため、マンションの廊下や階段で持ち運ぶ際、壁に当てて傷をつける事故も少なくありません。
さらに、クーラーボックスは中身が空でも重量があり、足元が滑りやすい雨の日の搬出は危険です。
不用品回収業者なら、
・搬出ルートの確認
・養生
・複数スタッフでの運搬
を行ってくれるため、マンションでも安心して依頼できます。
■釣具と一緒に出やすい不用品（まとめて捨てるのがお得）
釣具を整理すると、思いがけず釣り以外のアウトドア用品も不要になっていることがあります。不用品回収業者に依頼すると、釣具以外の次のようなアイテムもまとめて捨てることができます。
【一緒に処分しやすいアイテム】
・釣り用ウェア（レインコート、防寒着）
・ウェーダー・フェルトブーツ
・折りたたみ椅子
・キャンプ用品
・クーラーバッグ
・アウトドアワゴン
・釣り用ランタン
・多段ロッドスタンド
・収納棚
・レジャーシート
・海釣り用グローブ
釣具とアウトドア用品はどうしても保管場所が同じになりがちで、不要になった時期も重なりやすいため、「まとめて依頼」がもっとも効率的に片付きます。
■まとめ｜釣竿もクーラーボックスもまとめて処分できる
釣具は種類が多く、サイズや素材もバラバラなため、自治体での分別は大変です。
【費用を抑えたい場合】
→ 粗大ごみが最安（ただし運搬が必要）
【大量にある or 長物が多い場合】
→ 不用品回収業者が最もスムーズ
（竿・クーラーボックス・釣り用品一式OK）
【売れる可能性がある場合】
→ リサイクルショップも検討（美品のみ）
大阪では即日対応の業者も多く、引っ越し前・倉庫整理・買い替えのタイミングでもすぐに依頼できます。
「釣竿が長くて運べない」「クーラーボックスが重すぎる」「釣具一式をまとめて片付けたい」という方は、プロの回収サービスを活用して、スッキリ快適な収納スペースを取り戻してみてください。
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